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『暮らしは、ことばでできている』
¥2,200
SNSの騒がしい自己アピールの言葉ではなく、言葉を遊ばせておく庭のようなZINEを作りました。 漫画家・クリエイター、哲学者、会社員、書評家、編集者、デザイナー、文筆家など、色々な来歴や背景を持っている人たちに、それぞれの暮らしの中で見つけた言葉を持ち寄るようにして書いてもらっています。 まえがきは下記で、ご覧いただけます。 https://note.com/houkago_kitsune/n/n1d91f6259534 【執筆者一覧】 塩谷舞(文筆家) lotus(会社員) 吉田ボブ(編集者) ぃぃ(デザイナー) 夜の羊雲(クリエイター) 谷川嘉浩(哲学者など) 山本ほら(札幌市民) 松本昨(会社員) 昼間(イラストレーター) 木澤佐登志(文筆家) 渡辺祐真(書評家) 【イラスト】 昼間 【詳細】 B6版、178ページ 2024年9月刊行 編集・発行は、言葉の遊び場(谷川嘉浩・lotus) 〈東京〉 ・三鷹 UNITÉ ・下北沢 本屋B&B ・三軒茶屋 twililght 〈京都〉 ・東九条 鴨葱書店 〈大阪〉 ・梅田 有隣堂グラングリーン大阪店 〈香川〉 ・高松 本屋ルヌガンガ 〈長崎〉 ・長崎市 BOOKSライデン 買い切りと委託、部数によって掛率を変えています。 取扱についての問い合わせは、Gmailまで(yshr.tngw*gmail.com)。谷川が対応します。
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『スマホ時代の哲学:失われた孤独をめぐる冒険』
¥1,760
"つながっているのに寂しい、常時接続の世界"を生き抜くための書。 スマホは私たちの生活をどう変えてしまったのか ? いつでもどこでもつながれる「常時接続の世界」で、 私たちはどう生きるべきか ? ニーチェ、オルテガ、ハンナ・アーレント、パスカル、村上春樹、エヴァetc…… 哲学からメディア論、カルチャーまで。 新進気鋭の哲学者が、様々な切り口で縦横無尽に問いかける! 「常時接続の世界」において、私たちはスマホから得られるわかりやすい刺激によって、自らを取り巻く不安や退屈、寂しさを埋めようとしている。 そうして情報の濁流に身を置きながら、私たちが夢中になっているのは果たして、世界か、他者か、それとも自分自身か。 そこで見えてくるのは、寂しさに振り回されて他者への関心を失い、自分の中に閉じこもる私たちの姿だ。 常時接続の世界で失われた〈孤独〉と向き合うために。 哲学という「未知の大地」をめぐる冒険を、ここから始めよう。 ・現代人はインスタントで断片的な刺激に取り巻かれている ・アテンションエコノミーとスマホが集中を奪っていく ・空いた時間をまた別のマルチタスクで埋めていないか? ・常時接続の世界における〈孤独〉と〈寂しさ〉の行方 ・〈孤独〉の喪失――自分自身と過ごせない状態 ・スマホは感情理解を鈍らせる ・「モヤモヤ」を抱えておく能力――ネガティヴ・ケイパビリティ ・自治の領域を持つ、孤独を楽しむ ・2500年分、問題解決の知見をインストールする ・「想像力を豊かにする」とは、想像力のレパートリーを増やすこと ・知り続けることの楽しさとしての哲学 etc… ◆目次 はじめに 第1章 迷うためのフィールドガイド、あるいはゾンビ映画で死なない生き方 第2章 自分の頭で考えないための哲学――天才たちの問題解決を踏まえて考える力 第3章 常時接続で失われた〈孤独〉――スマホ時代の哲学 第4章 孤独と趣味のつくりかた――ネガティヴ・ケイパビリティがもたらす対話 第5章 ハイテンションと多忙で退屈を忘れようとする社会 第6章 快楽的なダルさの裂け目から見える退屈は、自分を変えるシグナル おわりに あとがき 【詳細】 A5サイズ、312ページ ディスカヴァー・トゥエンティワン 2022年11月刊行 まえがきはこちらで読めます。 https://note.com/houkago_kitsune/n/nb9d60ec2d5c9 文春オンラインで、「スマホが手離せぬ常時接続時代に抗して哲学者・谷川嘉浩が提唱する『純文学のすすめ』」という関連するインタビューを受けています。参考にどうぞ。 前編:https://bunshun.jp/articles/-/68831 後編:https://bunshun.jp/articles/-/68837 サインの希望があれば対応します(宛名必須)。備考欄に記載ください。
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『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』
¥990
「本当にやりたいこと」「将来の夢」「なりたい自分」こんなテンプレに惑わされないために。 変化を恐れない勇気、あげます。 「将来の夢」や「本当にやりたいこと」を聞かれたとき、それっぽい答えを言ってやり過ごしたことはないですか? 自分を忘れるほど夢中になれる「なにか」を探すために、スマホを置いて一歩を踏み出そう。 【本書に登場する話題】 魚豊『チ。』/山田鐘人・アベツカサ『葬送のフリーレン』/伏瀬『転生したらスライムだった件』/山口つばさ『ブルーピリオド』/屋久ユウキ『弱キャラ友崎くん』/香山哲(漫画家)/黒澤明/ドストエフスキー/ウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』/ジョージ・ソーンダーズ(作家)/ジェニー・ホルツァー(現代アーティスト)/空揚げの無料配布/幽霊文化/マーク・フィッシャー/キルケゴール/フロイト/チャールズ・テイラー/プラグマティズム/宇野常寛/小川公代/鶴見俊輔/森田真生/けんすう『物語思考』/ダニエル・ピンク『モチベーション3・0』/クレイトン・クリステンセン『イノベーション・オブ・ライフ』/スタンフォード式 人生デザイン講座/「本当にやりたいこと」/キャリアデザイン/OODAループ/言語化/観察 【目次】 序 章 なぜ衝動は幽霊に似ているのか 第一章 衝動は何ではないか 第二章 衝動とは結局何ものなのか 第三章 どうすれば衝動が見つかるのか 第四章 どのようにして衝動を生活に実装するのか 第五章 衝動にとって計画性とは何か 第六章 どうすれば衝動が自己に取り憑くのか 終 章 衝動のプラグマティズム、あるいは実験の楽しみ あとがき 各章のおわりにコラムがあります。 【詳細】 新書サイズ 総ページ数、256ページ 2024年4月刊行 「リアルサウンド」と「朝日新聞」に、わかりやすい書評があります。参考までに。 https://realsound.jp/book/2024/04/post-1629453.html https://book.asahi.com/article/15250977 サイン希望にも対応できます(宛名必須)。備考欄に記載ください。